ボードゲームとの出会い

☆このコラム内容は、2023年1月11日(水)20:45~21:05まで、Twitterのスペースにてライブ配信した内容です。

今日は、SFPの事業として毎月一回、岡山市北区にあるハッシュタグ岡山さんで「親子で楽しむボードゲーム会とレクリエーション」というイベントを開催しているボードゲームについてお話ししようと思います。

SFPは2022年6月に城本が立ち上げた事業なのですが、ボードゲームに出会って実はまだ1年たっていません。事業を立ち上げる少し前から事業の理念である、子どもと親や家族が笑顔になる「きっかけ」作りとして私たちが子どもや親、家族と一緒に何かできないないかなと考えていました。

そんなころ、改めて保育園の子どもたちの会話に耳を傾け、休日は何をして過ごしているのか、親や家族とはどんな話をしているのか、どんな遊びをしてどのくらい笑っているのか等聞いたりたずねたりして情報収集していました。

すると、公園やレジャー施設へ外出か自宅や室内でTVゲームやスマホゲームをして過ごす概ね2分化していました。公園やレジャー施設は彼らにとって経験と思い出として記憶に残り、ゲームは日々連続され記憶処理についても上書き更新していることが分かりました。

改めて、TVゲームやスマホゲーム等で遊んでいる姿を見てみる、想像してみました。ゲームの内容にもよりますが、ゲーム攻略のための作戦会議は親子でする機会があるものの、あくまで攻略中心なのかなと感じました。

生きていく上で攻略する術を知るのは経験として必要だと思いますが、考え、想像し、相手がAI等の機会ではなく、すぐ目の前に存在する「人」であることによって、相談したりじっくり話し合ったり相手の表情を見てゲームの駆け引きを覚えたり勝敗の見通しを立てられるゲームって何があるのだろうと考え始めるようになったころ、ふと、トランプなどのカードゲーム、人生ゲーム等のすごろくが浮かんで来ました。

その当時、一緒にいろいろな事を話しよく一緒にいた現在はSFPのメンバーの高橋がボードゲームに触れていることを思い出しました。

まさに、「これでしょ!アナログの要素もありながら、子どもも大人もほぼ対等に向き合うことができ、互いの目や表情を間近に感じ確認しながら楽しい時間を過ごすことができる!」大げさかもしれませんが、目の前がとっても明るくなって、みんなが楽しく遊んでいる姿を想像しただけで、自分たちも楽しくてワクワクした気持ちになりましたねー。

そこからは高橋とボードゲームについていろいろ教えてもらい、ボードゲームの楽しさや面白さ、ボードゲームの広い世界観を知ることになりました。

そして、ここからは早いです。

ボードゲームの買い付けからイベント会場を押さえたり、チラシを配ったりSNS掲載したり。。。

毎月1回会場は「ハッシュタグ岡山」というあたらしい公民館をコンセプトにし、一人ひとりのチャレンジを応援するシェアスペースに決めました。

ここは貸し会議室もガラス張りで周りには芝生の広場や隣には岡山ドーム、おしゃれで美味しいお店も併設していて、何と言っても開放感あるスペースであり清潔感漂う雰囲気が子どもや親、家族の笑顔を更に輝かせると心の底から感じたからです。そんな素敵な場所で笑顔の「きっかけ」を提供したいと強く思いました。

長いあいだボードゲームに触れてこられた方々からすれば、城本のボードゲーム愛はまだまだ未熟です。それでもボードゲームに対する熱い気持ちはもってるよー!と思っています。

気が付けばSNSを通してボードゲームが大好きな方々とお知り合いになることもできています。今後はご縁ある方々と一緒に、子どもたちの育ちに繋がるようなゲームを考案したり、先ずは岡山では殆どメジャーではないボードゲームの底知れぬエネルギーを借りてイベントを通して広めていきたいと考えています。

ボードゲームはTVゲームやスマホゲームより今時じゃない??と思われている方がいらっしゃったら、ものは試しに触れてみてください。ゲームの勝敗はほぼみな平等に与えられていると思いますし、何よりもゲーム相手の人となりを見分ける力を培うこともできます。

そして、純粋に「楽しい!」と感じることは間違いありません。

おかげさまで、私たちのイベントもリピーターの方や初めてご参加いただけるご家族が増えてきました。ボードゲームという家族の絆を繋ぐツールを使って「我が家の鉄板ゲーム」を探すのもいいかもしれません。また、子どもが大きくなって家族が中々会う機会が少なくなった時もボードゲームが絆の架け橋となってくれるのではと思っています。

まだ私はボードゲームと知り合いになって短いですが、とても幸せや楽しさを兼ね備えた素晴らしい玩具との出会いを大切にしていきたいと思います。

ライブ配信者:城本有理