幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿より①「健康な心と体」について

「健康な心と体」の視点からは、子どもたち自身が毎日充実感を持ち、自分のやりたいことに向かって心と体を十分に働かせ、安全についても認識し、生活に見通しを持ちながら自ら健康にも気を付けて行けるようになる事を目的としています。

保育園では様々な遊びを通して、体を動かすことの楽しさや病気に負けない体力作りを経験していきます。また、日々の生活習慣(排泄や着替え、食事等)を身に付けるために、適切な働きかけを行い、生活リズムを整えることを大切にしています。

子どもたちは毎日、保育園の生活をお家へ持って帰っています。年齢が大きいお子さんであれば、「どんな運動遊びをしたのか、どんなことができるようになったのか。」など会話を楽しんでください。そして、休日はご家庭でも体を動かすようにし、生活リズムも大切にしていきましょう。

この内容は、幼児期以降も生きていくうえで基礎となる部分です。保育園や幼稚園、ご家庭での取り組みが繋がるように連携を図り、子どもの健康な心と体の基礎を作りましょう。

執筆:城本有理