幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿より②「自立心」について

「自立心」の視点からは、子どもたち自身が他者の指示通りに行動するのではなく、自ら考え、主体性と自信をもって取り組む子どもの姿のことを示し、物事を最後まで行う体験を重ね、自分の力でやろうとする意欲や気持ちを持ったり、やり遂げた満足感や達成感を味わったりすることを目的としています。

そして目標は、子どもが「自分のことは自分で行う」ことです。子どもが難しいと感じることはアドバイスし、自分で達成できるように根気強く見守りましょう。

お家では、遊び・お片付けなど日々の生活の中で目標を持たせて達成した時に「達成感」を感じることができます。その達成感が子どもの自信に繋がります。些細な事でも大丈夫です。自分でやった!できた!という達成感を積み重ねて褒めてあげてください。成功体験をどんどん経験していく事で自立心が育ちます。

執筆:城本有理