幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿より⑤「社会生活との関わり」について

「社会生活との関わり」の視点からは、家族以外のコミュニティ(保育所内外や地域等)に対して興味関心を持ち、様々な人と関わりながら、繋がりを持つことを意識できるようにしていきます。将来的に子どもたちの自己実現のため、地域から情報交換などを行えるようになり、地域における役割を知り自ら社会へ関わる力を培うことになります。

 この社会生活との関わりの意識化は、我々大人が、地域との連携を日頃から大切にしていることが非常に重要です。例えば、スーパーへ買い物や図書館等を利用した際に公共の場においてマナーやルールを学ぶことができます。また、町内会のおまつりや地域のイベントに参加することは近隣住民の人と挨拶だけでなくふれあいにも繋がり、子どもが成長と共に少しずつ世界観が広がるきっかけになっていきます。

執筆:城本有理