幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿より⑩「豊かな感性と表現」について

「豊かな感性と表現」の視点からは、 

心を動かす出来事などに触れ感性を働かせる中で、様々な素材の特徴や表現の仕方などに気付き、感じたことや考えたことを自分で表現したり、友達同士で表現する過程を楽しんだりし、表現する喜びを味わい、意欲をもつようになることです。

 家庭では、遊びや生活の中で感じたことや考えたことなどを音や動きなどで楽しんだり、思いのままに描いたり、作ったり、演じたりなどして表現している時はそっと見守り、思う存分子どもが遊び込めるようにしてあげてください。自分の表現が親や友だちに受け止められる経験を積み重ねることで、動きや言葉などで表現したり、演じて遊んだり、友だちといっしょに表現する過程を楽しんだりして、表現する喜びを感じて意欲が高まるようになります。

執筆:城本有理